なおみ庵

「告白」 湊かなえ

のりちゃんが貸してくれたので、読むことができた。

本屋大賞の本をこんな早期に読めたのが、まずは幸せ。
そして、一気に読めたのが、またまた幸せだった。

のりちゃんからも「一気に読めるから」って聞いてたけど、
合間に、ヒロシの夕食を作ったり、あやを迎えに車で出かけたり
しながらも3時間くらいのあっという間の読書の旅でした。


中学の先生の語りで始まるのだけど、しばらく読んで
「この文体のまま進むのは、ちょっと読むのつらいかなあ」と思った。

でも、タイトルが「告白」なんだから、これはずっと続くなあと
気がついたのも忘れるくらい、すぐにぐいぐい引き込まれました。

決して、読後感がいい小説ではない・・・と思う。

でも、胸につかえたものをかなりすっきりさせてはくれたし、
人にとって、「復讐」って何だろう?って考えさせられた。

私は世の中で何が一番つらいかと聞かれたら、
我が子が何の罪もないのに、犯罪に巻き込まれて
命を落とすことだと、思ってきた。

命を落としたかどうかはわからないにしても、
北朝鮮に拉致された人たちの親御さんの気持ちも
見ているだけだけど、つらい。

万一、そんな立場になったら、私だって犯人を殺したいと思うだろう。

「そんなことをしたって、亡くなったお子さんは戻ってこないのよ」
「亡くなった人が喜ばないわよ」って言われたって、何だって、
ただ単純にナイフを持って、一突きしてやりたいと思う。

だけど、教師である先生は違う方法を選んだんだよね。

でも、この本の中にも書かれてるけど、「すべてを水に流せる
復讐などありえない」んだよなあ。


私で3時間だからあやなら2時間で読めるから読んで!って
半分頼んで、あやにも読んでもらった。

途中で「ねぇ?どぉ?」って聞いたら
「とりあえずは、本を全然閉じられない」って。しめしめ・・・。

それからちょっとしたら、男の先生が出てくるんだけど、
その先生が、あやの本当に嫌いなタイプで、いらいらして
読み進めないって言ってた。

本当にいらいらさせるくらい表現がうまいってことよね。

最近、倫理の教科が楽しいねん・・と、キリスト教や神道、
仏教について語ってたあやが、さて、どんな感想を
言ってくれるのか楽しみにしてたら・・・。

「すごいな!」の一言でした・・・。

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