なおみ庵

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「忍び瓜」


高田郁(たかだ・かおる)さんの「みをつくし料理帖」は
全部買い揃えてから読もうと思って我慢してたけど、
揃わないまま読み進めています。

一度読んだけど、覚えてる自信がないので、
2巻から読み返してみて、
その中に出てくる「忍び瓜」を実際作ってみました。



ざっと作り方を書くと、

1.胡瓜は板摺りをし、めん棒などで叩いて、繊維を壊してから
 へたを落とし、切る。

2.砂糖、酢、ゴマ油、醤油、だし汁、鷹の爪を合わせておく。

3.胡瓜をさっと湯がいて、熱々のうちに合わせた調味料に漬け込む。


という、至って簡単なものですが、
私は初めて、胡瓜を湯がくという作業をしました。

これによって、胡瓜のしゃきしゃき感が続くそうです。

できたら1時間以上漬けて、冷蔵庫で冷やすとおいしいと
書かれていましたが、私は作って7時間以上経っても
しゃきしゃきとおいしい胡瓜でした。

物語は、きゅうりの切り口が葵のご紋に見えることから
武士が食べないのに気付いた主人公の女料理人・澪が
工夫をして作ったというお話です。

だから、叩いて潰し、切り口が見えないようにして、
名前も「忍び瓜」
すてきなネーミングだなあ。。


現代の料理人の方々もたくさんの創意工夫をされていると
思いますが、冷蔵庫もない江戸時代のお料理は
また、格別の苦労がしのばれます。

お客の料理にハエがたかると困るからと
スイカを脇に置いて、そちらに呼び寄せるなんてことも
書かれていて、なるほどなあと感心しながら
楽しく読んでいます。

高田さんの作品の登場人物は、清らかな人が多く、
こちらの気持ちまで洗われるように感じます。
兵庫県は宝塚市出身というところに親近感もあるのですよね~。

あ、4巻探さなくちゃ!


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