なおみ庵

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

横浜にて

40年以上途切れることなく、手紙のやり取りだけ続けている異母姉が横浜にいます。
昔、一度、会ったことはあるけど、ほとんど記憶にないくらいなんですが、
先週末、東京に行くことになって、ふと会ってみたくなり、
連絡を取ってみました。

いろいろ複雑な事情もあるので、私には会いたくないかなと思ったり、
でも、関わりたくない人間と40年も手紙をやり取りはしないだろうと
思い直したりしてたのですが、結果会えることになりました。

長年とはいえ、短い手紙のやり取りだけでは、相手のことは、
だいたいのイメージしかわかりません。
血を分けた姉が、どういう人なのか、興味もあり、怖くもあり、
楽しみでもあり、緊張の対面となりました。

でも、会ってしまえば、どうってことない。
緊張もほぐれ、思ったことを話し、聞き、あっという間に時間が過ぎました。

はっきりと物言う人だとは思っていたのですが、まさにその通り。
娘に「気は強いのに、身体は弱いね」って言われると笑っていましたが、
人によっては、そのはっきりさは、敬遠されるかもしれないけど、
私には、とても気持ちのいい、頼りがいのある性格に思えました。
はっきり話すとは言っても、ずけずけと無神経に話す人ではなく、
言葉の中に温かみが感じられました。

私が生まれた頃の混乱、父が逃げて以降の大変さなどを聞きました。
姉は私より14歳年上なので、幼くてよく事態が飲み込めなかった私より
ずっとつらい思いをしてきたと思います。

姉も、「夫にも娘にもこんな話、したことなかったのに、
なおみちゃんにはすらすら話せてしまって、不思議・・・」と言ってました。
これが血縁というものでしょうか。

英会話を20年以上習っていること、コーラスもパッチワークも7年になる、
と話してくれました。
会話の中で、英語や西行の辞世の句がすらすらと出てきたりして、
何年も積み上げてきたものが、60代になったら
浮き彫りになってくるんだなあと感じました。
私は50年で何を積み上げたんだろう。


仕事を辞めて、時間に余裕ができ、いろんなことを考えるように
なりました。
これでいいのかと思ったり、迷ったり、自問自答の日々に、
姉と会うことになり、たくさん話して、
「50代はいっちばんいい時よ~!好きなこと見つけて、
友達を大事にするのよ~!」と背中を叩かれたことは、
神様から教えてもらったことのように思えました。

Comment

Post Comments

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。