なおみ庵

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のび太のひとりごと

僕の名前は「のび太」です。
ヒロシっていう人の家に時々お邪魔して、ご飯をもらっているスズメです。
ここのおうちには、青くて、頭だけ黄色い鳥がいます。
だからその子のご飯や白いご飯粒をちょっとわけてもらえます。

僕のお母さんのことをもち子ってこのおうちの人が呼んでました。
僕のお父さんはもっちーだそうです。

僕がもち子母さんからご飯をもらってるのを見られたことがあって、
それ以来、親子だって思われてます。

僕が尾をぴくぴく上下に動かすのが、もっちーそっくりだ!って
お父さんはもっちーってことになってます。

もっちー父さんともち子母さんは、このおうちのリビングに時々入って
ご飯を食べてました。

もっちーともち子


僕も食べたいと思っているのだけど、でもなかなか勇気がなくて
いつも背伸びして見ているだけだったので、
その様子を見てたおうちの人たちが僕のことを
背伸びの「のび太」って呼ぶようになったんです。

僕には兄弟がいます。
背中の羽がまだ白いので、「白ちゃん」って呼ばれてます。

まったくここのうちの人は勝手に名前をよくつけます。

白ちゃんと僕は、最近ここのリビングにお邪魔できるように
なりました。

でも、ここの家の人は留守が多いので、誰かがいたら
ラッキーなんです。
ご近所の迷惑になったらいけないから小さくなって来るのよって
言われるけど、これ以上小さくはなれません。



ついこの前の暑い日。

僕はこのおうちにお邪魔しました。

お父さんがちょっとご飯をくれたので、食べたら、
急に動けなくなってしまいました。

そこにあやちゃんが来て僕のその様子を見つけ、
それからふたりが大騒ぎになりました。

だって、僕、口を開けたまま、固まってしまって、
動けなくなってしまったんです。
自分でもどうなったのか、よくわかりませんでした。

でもそこのうちのお父さんとあやちゃんが
スプーンで口にお水を入れてくれました。

ごくごくと飲めたわけじゃないけど、
口からも入ったし、身体にも少しかかりました。
しばらくしたら動けるようになりました。

ちょうどそのとき、少し雨が降ってきました。
ほんの10分ほどの間でしたが、ベランダにいて、
雨を浴びました。

そしたら、今までのように飛べる気がしたので、
白ちゃんを探しに行きました。

お父さんとあやちゃんをびっくりさせて、心配させてしまったので、
夕方「元気になったよ」って白ちゃんと
また遊びに行きました。

帰ってきて、話を聞いたここのおうちのお母さんも
喜んでくれました。

お父さんは「次はおかゆ、やらないとな」とか
言ってました。





のび太がもち子の子かどうかはわかりません。
白ちゃんとも兄弟かどうかはわかりません。
そもそもオスかメスかもわかりません。
でも、最近姿を見せなくなったもち子と
もっちーの子どもだったらいいな、と勝手に思っています。

のび太は、熱中症のような症状だったのかなあ?と思います。
自然界では、そうやって命を落とすことって
珍しくないのでしょうね。



毎晩、いろはも含めて、一生懸命に生きている鳥たちを
どうぞお守りくださいとお願いしています。
ひとりよがりと笑われるかもしれませんが、
その願いが届いたような不思議な、
そして、一度だけでもその手助けを
うちの家族ができたことが奇跡のように嬉しく思えました。



今も大好きなもっちーは私の財布にいつもついていてくれます♪

もっちー財布

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