なおみ庵

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「おくりびと」を見て

気がつけば、9月ももう終わろうとしている・・・。
早いなあ。

この前、テレビで放送してた映画「おくりびと」を見た。

邦画は理解しやすくていいなあ・・っていうのが一番の印象。
雰囲気だとか、言葉の合間の空気とか、画面に映る隅々のものまで
感じるものがあるけど、洋画はそこまで私は理解できないもの。
なんとなくストーリーを追って、セリフを追って、わかるものだけ
引き寄せるけど、それで精一杯。
それでも充分に楽しめるのも多いけど。

まったく引き寄せられないものは、すぐに寝てしまう。
(次の日に見たジョージ・クルーニーの「シリアナ」は、30分で撃沈)
宗教的なものや人種間の背景とか、複雑な人間関係は
私にはわからないことが多すぎて。

「おくりびと」はよく出来てるなあって思ったけど、あの内容にアメリカ人が
理解を示して、アカデミー賞をくれたのが、すごいなあ。

本木雅弘が「アメリカの懐の深さを感じた」って言ってたけど、
本当に私もそう思った。

納棺師の所作もすばらしかったと思う。
あの静寂の中の納棺は、とても厳かに見えました。

私は実際今年、初めて納棺師の仕事を目にしましたが、
本当に感動しました。見事の一言でした。



あんなきれいな所作を見ると・・最近、よく思うんだよね。
ええ歳して、「がさつ」とか「せっかち」は、みっともないなあって。

看護士さんや歯科衛生士さんのがさつなのは、
そりゃないよ!って思ってきたけど、私も時間に追われて、
かなり「がさつ」&「せっかち」になってきてないかな?

夕食なんて、早さが勝負!みたいに思ってやってきたけど、
なんでもかんでも早かったらいいってもんでもないな。

歳をとると、どうしてもめんどくさがって、大雑把になりがちだから、
今からできるだけ丁寧に、落ち着いて・・・
そうだ!なんのために、私は何年も茶道を習ったのだ!
今、思い出したけど。

茶道なんて実際の生活に役立たない、華道を習う方がいいって
昔、何も知らない男性の同僚に言われたことがあるけど、
茶道は、お茶を点てるのだけを習うのではないのです。

基本は、立ち居振る舞いを習うのです。
それから、お茶のいただき方を学びます。
それが出来てから、お茶や炭のお手前を習います。
それにもきちんとした決まりの所作があるのです。
それらは、とても合理的な動きで、なおかつ美しいものなのです。

ああ・・・いつか、もう一度、ゆったりとお茶を習いたいなあ。

話がそれましたけど・・・。
これからは、もっと落ち着いて行動しようっと。

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