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あやしい人とは


クリニックの仕事を始めて2年半が過ぎました。
まったくの未経験の仕事で、どうなることやらと思っていましたが、
なんとかどうにか続いています。
周りのスタッフの方々がおおらかにフォローしてくれているおかげです。


薬の服用方法、「これは1日2回朝食後、就寝後ですか?」と尋ねて
「就寝後って!?あはははは。寝てる人に飲まされへんよ」と言われたり。

診察券を忘れた患者さんに
保険証お作りしておきましょうか?」と声を掛け
隣のスタッフに、「いやいや、私らは保険証は作れないよ」と突っ込まれたり。

入口のフロアマットを交換に来たダスキンさんに
「どうぞお大事に~」と声を掛けたり。

新患さん(○○和子さんという方)のカルテを作るので、
もう一人のスタッフに
「国保の家族さん(被扶養者)です」と伝えようとして
「国保の和子さんです」と言ってしまったり。

ここでこそ、まじめに、おとなしくやろうと思ってたのに、
最近では、「なんかやらかしてくれる人」みたいな、周りの期待?を感じる。。。

基本的には、病を抱えた人が来られるのだから、
そうそう笑えることなんてないはずだけど、
笑うしかないってこともおきるものです。

先日、隣で、問い合わせの電話を受けたスタッフが
「はい、それでは、診察券番号はわかりますか?」と言った後で
ゲラゲラ笑い出して、そして、電話を切った。
横で???と思ってたら、「またかかってきます」って。
どういうことかと思っていたら、本当にまたすぐに電話が鳴って。

後で聞いたら診察券番号を尋ねた途端、
「ピッ!ポッ!ピッ!」とか聞こえてきて、電話が切れたそうです。
電話機のプッシュボタンに診察券番号を打ってたらしいですね。
こちらは、音声ガイダンスで答えてるんじゃないんだから。
言葉で答えてくださいって、ね?
こういうのはもう笑うしかないって思いっきり笑ったけど、
遠くない将来、私もやりそうな気がする・・・。


もちろん、たまにはいやなこともあるけれど、
なんとなくいなして過ごすのが自分のためでもあるなと思う。
ここはきちんとやっとかないと、っていう部分と
ここは半分気付かないふりしておこうという部分、
そのあたりの線引きができるようになるために
経験させてもらってるのかな、と思う。
仕事もだけど、人付き合いでも・・・。
家事では、ほとんど気づかないふりをしてますけど♪(´ε` )

昔は職場の先輩方を見て「ああ、この人って海千山千やん。
ちょっと怖いし、信用できるのかどうかわからへんなあ」と感じたこともあったけど、
今、まっすぐな若い人たちを見ていると、
いい歳になった自分が周りからそう思われているのかしら?とも考える。

私、あやしいおばさんになってきてるのかなあ。
なにをしでかすかわからんという視点でいえば、充分あやしいけど。

言葉の力


クリニックの診察時間が終了間際に
駆け込んで来る患者さんが時折おられます。

先日も最後の患者さんが出られて、
入口の扉を閉めたとたんに
扉をガタガタさせる人がいたので、
一旦開けて、もう診察時間が終了したことを伝えたら、
むかっとした顔をしただけでしたが
大声で「死ね!殺すぞ!」と怒鳴りながら一旦は帰りました。

怒りが収まらないらしく、まだ扉付近に戻ってきたので
先生が応対し、今日の診察はもう終わっていると言うと
帰ったようでした。

ところが、私たちスタッフが着替え終わって
帰ろうとしたところをクリニックのそばで待ち伏せされていて、
言いがかりをつけられたので、
もうひとりのスタッフが診察室に戻って
先生を呼びに行きました。

その間、その患者さん(男子高校生)に
診察券を見せてもらおうとしたら
「名前がバレたらやばいからいいわ」と言い、
またもや「殺すぞ、死ね。もう二度と来るか!」と
怒鳴って、帰っていきました。

2週間前に診察に来て、その日にまたもう一度
来るように言われたので、部活を休んで来たそうです。
それなのに、ぎりぎりの時間で断られたから
頭にきたのでしょう。

さすがに、今回のことでは、先生も
これからぎりぎりの時間に来る患者さんへの
対応マニュアルを作ったりしていました。

緊急の症状なら診てあげないといけないし、
でも、きりがなくなることもあり、
(実際終了時間が1時間以上遅くなることもあり、
私自身も家に帰ったのが21時前ということもありました)
なかなか線引きが難しいと言われています。

自分の仕事が終わって、症状が気になって駆け込んでくる
患者さんの気持ちもわかるんですけどね。

私自身も、もっと他に対応の仕方がなかったかなとか
いろいろ考えてしまいました。

これが一個人としてなら、なんとでも言えたのですが、
クリニックのスタッフとして答える以上は、
無謀なことはできないし。

次の日、出勤したら、他のスタッフから「聞きましたよ~!
なおみさんがすごく落ち着いて対応したから帰って行ったんですって?」
とかいう話にどういうわけかなってて、どこがやねん!おたおたしてたわ!
って、思ったけど。

しかし・・・しかし、です。

面と向かって人から、「死ね」とか「殺すぞ」って言われたのは、
初めてのことで、これがかなり応えました。
予想外のダメージを受けたようです。

その日の夜は何度も目が覚めては、その言葉が
繰り返し思い出され・・・。

今の若い子に多いことで、抗議する言葉を知らず、
「死ね」「殺すぞ」しか言えなかったんでしょう。
私のような年になって、そんな若い子の言葉にうろたえているのが情けないという気もあるし、
あの子に私が殺される可能性は限りなく0%に近いこともわかってる。
頭ではわかっていることばかりなのに、
それでも何とも言えない恐怖心からしばらく抜け出せませんでした。

そして、体調不良に陥ってしまった。
身体に力が入らず。

言葉の暴力とはいかなる力を持つのか、身にしみました。

私が一晩でこんなになってしまって、
ストーカーやDVの被害者は、どんなにつらい思いをしているんでしょう。


私は今は気持ちを切り替えて、出勤できています。

ハチだったのかしらん?

 
勤務しているクリニックの先生は、穏やかで優しく腰の低い先生・・・
と、過去に何度か診察を受けた印象からそう思っていて、
この先生の元でなら働きたい!と思って飛び込んだ職場でした。

だけど、現実は・・・・・・ね。

「もしね、スタッフの家族の方が診察に来られてもね、
診療代はいただきません。
これはね・・・あのね、こちらの好意ですのよ」

とか

「有給休暇もつけています。本当のところを言いますとね、
ここまでしているクリニックって他にはなかなかないんですのよ」

とか、先生の奥様から聞かされています。
なんでも「やってあげてます」感満載で上から言われると、
本当のありがたみも半減するのに、気がついてくれないかしら。

なので、私は(家族も含めて)先生の診察は受けない!と
心に決めておりました。


しか~~~しっ!
人生には、思いもよらないことが起きるもんです。

先週の午後診察の出勤直前、駅でふと頭が気になって触ったら
なんかもしゃもしゃしたものが手に触れて、見たら、
手に大きな虫がしがみついとる!!

思わず、振り払ったら虫は落ちたけど、
親指にちく~~~っ!と痛みが走りました。

なんじゃこりゃ!?と頭の中は混乱しつつも
指はだんだん、ずきずきと痛んできて。

しょんぼりしながら、クリニックに向かっている途中で
Mちゃんに会ったので、指を見せたら
「腫れてるじゃないですか~!診てもらった方がいいですよ!」
と言われました。

先生がインフルエンザの予防接種、スタッフにしますって
言ってくれても、Mちゃんと私は「結構です」と断り、
どんな病気になっても別のクリニックで
自腹で診てもらう方がいいわ!と言い合っていたので、
「私、タダで診てもらうのイヤやねん」ってつぶやくと
「それは私も同じでわかりますけど、これは
早く診てもらった方がいいです!」と断言されまして。

すごすごと先生に診てもらったら
すぐに軟膏を塗って、飲み薬も早く飲んだ方がいいと言われ、
仕事の時間中でしたが、薬局にもらいに行きました。

結果、数時間後には痛みも治まり、夜には腫れもなくなり、
無事に完治しました。

変な意地を張らずに、早く診てもらえてよかったです。
ここは、素直に、感謝しなくちゃねε-(´∀`; )
先生にもMちゃんにも!
お世話になり、ありがとうございました。


2か月経って


新しい仕事は、おかげさまで
楽しく続けています。

研修中は長くても3時間半勤務なので
以前のように、家に帰って、
一度座ったらもう起き上がれないっていうほど、
疲れることはなくて、その点が救われます。

でも、見ることやること、すべてが
初めてのことなので、刺激的な日々です。

初めてナースシューズを履き、
学生時代、確か食品衛生学の実験の時以来の白衣
(今はピンクだけど)を着て
「お大事になさってください~」なんて
言っておりますの(笑)

この2か月近くで、
これだけ字を書くのは久し振り!ってくらい
たくさんノートを取りました。

スタッフの方々はほとんど同年齢で、
私が小さくて複雑な文字が読めないでいると
そっとルーペを出してくれるありがたさ!(笑)

お名前も難しい方がおられますが、
病名などカルテに書いてある文字も
初めて見る漢字が多くて~~!
薬名のカタカナもこんがらがるし。
でも、それが意外に苦にはなってないので、
よかったかな。

事務職は25年ぶりですが(笑)
細々とでもこのブログを続けてきてよかった、
と今更ながら感じています。
でないと、ネットを見てるだけ~の人に
なってただろうから。


新しい職場に入る時、
一番気になるのは、人間関係だけど、
私はあまり不安を感じませんでした。

今まで、かなりクセの強い個性的な先輩方に鍛えられたので
どんな人とでもそれなりにやっていける気がしてました。

しかし、今度の職場は以前とは違って
人数が少ないので、距離感が難しいかなあと
思ったりしてたけど、入ってみたら
いろいろ考えていたのが拍子抜けするくらい
今回、とてもよい方々と一緒になりました。

私より少し前に入られた方々おふたりとも
すぐにいろんな話をして、仲良くなれたので
それだけでもここに入って良かったなあと思います。

おふたりとも知性的で聡明な方々で
お話していて飽きません。
私もしっかりしないと、って自然に思えます。

仕事を通して、
患者さんやスタッフの方々との
お付き合いを通して、
少しでも成長できるように、
無理せず続けたいと思います。

51歳のハローワーク


体調を崩して、
以前の仕事を辞めてから2年近くになります。

その後、声を掛けてもらって
週に1~2回のお仕事をさせてもらってました。

あやは「お母さん、もうそれ以上働かなくていいよ、
家を守ってて」と言ってたので、
そうだな~今くらいのペースでいいなあと思っていたのですが。

家にいると、はて、私はずっとこのままでいいんだろうか、
何か私にできることが、まだあるんじゃないだろうか、と
ふつふつと考えてしまいまして。

なにかボランティアを、と考えていると、
まだ気が遠のくくらい残っている家のローンがちらついてしまい
これ以上歳を取る前に、
少しでも仕事をした方がいいのでは、
と思い始めたのは、昨年の夏ごろでした。

カーブスに通い始めたのは
まずは体力、と思ったからなのです。


それでも、今は健康とはいえ、
年相応に目も利かなくなってきているので、
今までやっていた検品作業や立ち仕事を一日やる自信はなく、
もう少し短い時間で働きたい。

以前は職場の人とだけしか交流がなかったけど、
できるなら少しは人と接する仕事をしてみたい。

食べ物関係の仕事ばかりしてきたので、
できたら違う分野の仕事をしてみたい。


という私の勝手な望みが
このたび叶って、クリニックの受付の仕事を
始めました。

医療事務は難しいと思ってたのですが、
「未経験でも可」という要項にすがりつき(笑)
今、懸命に仕事を覚えています。

仕事は、1年掛けて覚えるつもりでいてくださいと言われ、
研修は3か月ですが、
適さないと先生が判断した場合は
2か月頃に退職勧告もあるそうです。ひぇえ~~!


今、させてもらってる仕事は、
先方から「なおみちゃん、やらない?」と声を掛けてもらったので、
面接とかしてないのです。

なので、今回の面接は、久し振りに緊張した~~!

でも、神様が「ここでもうひと踏ん張りしなさい」って
いうことなら採用されるだろうし、
「別の道をいきなさい」ってことなら不採用なんだわ、
と、半ば開き直り、
ええかっこしたって見抜かれるだけ
と覚悟を決めて、臨みました。

今思えば、昨年末の郵便局の仕事は短い期間だったけど、
とてもいい経験だったなあと思えます。

郵便物を探し出すのは
カルテを出すのと同じような作業だし、
電話に出るのも、嫌だな~って思ってたけど、
局の人にほめてもらったことで、
苦手意識が払しょくできたように思います。


今の仕事は、ようやく半月が過ぎています。
病名、薬の名前、入力の仕方、そのほか書類もたくさん
覚えないといけないことは無限にあるように思えますが
この年齢で、チャレンジする機会を与えてもらったことに
感謝して、頑張ってみようと思っています。

初めてのことを経験するというのは、
自分の力のなさを実感し、
周りに感謝することが増えるということも感じています。


あ、今後、この仕事の話がでなかったら
退職勧告受けたんだなーって思って、
そおっとしといてね。



プロフィール

なおみ

Author:なおみ
夫・ヒロシ、娘・あやと日々の暮らしを綴っています。
セキセイインコのいろはは2018年5月に虹の橋を渡りました。

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